男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカードで出場の
上杉海斗が第6シードの
R・ベーメルマンス(ベルギー)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破る金星をあげ、ベスト8進出を果たした。
前日に行われていたこの試合は、上杉からゲームカウント6-4, 1-4の時点で悪天候により翌日へ順延となっていた。
3日は第2セットの第6ゲームから再開され、このセットを落とした上杉だったが、ファイナルセットでは2度のブレークに成功し、勝利を手にした。
準々決勝では、世界ランク187位の
伊藤竜馬と対戦する。伊藤は、2回戦で第4シードの
添田豪をストレートで下しての勝ち上がり。
慶應義塾大学3年の上杉は、今大会のシングルス1回戦で、前週の島津全日本室内テニス選手権大会(京都チャレンジャー)で優勝を飾った世界ランク186位の
内山靖崇を6-4, 1-6, 6-3のフルセットで破る金星をあげて2回戦に進出していた。
一方、敗れたベーメルマンスは1回戦でL・ハリスをストレートで下しての勝ち上がりだった。現在の世界ランキングは153位で、2015年には自己最高の84位を記録。2月の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 ドイツ対ベルギー(ドイツ/フランクフルト、ハード)では、世界ランク30位の
M・ズベレフ(ドイツ)から勝利をあげていた。
2015年の慶應チャレンジャーでは、
ダニエル太郎が添田を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、大会初優勝を飾った。
また、慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017は、今回より新たに女子ITF25,000ドルの大会も開催される。女子本戦は2017年3月6日(月)から12日(日)にかけて行われる予定。
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