男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対フランス(日本/東京、ハード)は最終日の5日、シングルス第1試合が行われ、世界ランク85位の
西岡良仁は同42位の
N・マウー(フランス)と対戦したが、左腕の負傷により1-6, 1-1時点で途中棄権した。
この試合、西岡はマウーのサービスとパワーのあるストロークで主導権を握られ、2度のブレークを許して第1セットを落とす。
第1セット終了後、西岡はメディカルタイムアウトを取って左腕の治療を受けており、第2セット第2ゲーム終了時点で棄権した。
このあとのシングルス第2試合では、
内山靖崇が
PH・エルベール(フランス)と対戦する。
大会初日の3日、ダニエルは
R・ガスケ(フランス)と、西岡は
G・シモン(フランス)と対戦したが、両者ともにストレート負け。4日に行われたダブルスは
杉田祐一/ 内山靖崇組がエルベール/ マウー組にストレートで敗れ、最終日を残して敗退が決定した。日本は9月のプレーオフ(入れ替え戦)でワールドグループ残留をかけて戦う。
日本は、昨年3月のワールドグループ1回戦で
A・マレー(英国)率いるイギリスに通算1勝3敗で敗れ、9月のワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)でウクライナに5連勝を飾り、ワールドグループ残留を決めた。
エースの
錦織圭は、南米のツアー大会を優先するため欠場している。
日本とフランスの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
ダニエル太郎 2-6, 3-6, 2-6 R・ガスケ
・シングルス第2試合:西岡良仁 3-6, 3-6, 4-6 G・シモン
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:杉田祐一/ 内山靖崇 3-6, 4-6, 4-6 PH・エルベール/ N・マウー
【大会3日目】
・シングルス第1試合:西岡良仁 1-6, 1-1, ret N・マウー
・シングルス第2試合:内山靖崇 vs PH・エルベール
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
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