アメリカのラケットスポーツメーカーのウイルソンは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝し、
S・グラフ(ドイツ)を抜く四大大会史上最多23勝目をあげる偉業を成し遂げた、世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が使用しているラケット「
BLADE SW 104 AUTOGRAPH CV」の限定モデルを発売した。
本ラケットは、通常モデルの緑色の部分が金色になっており、「23」の数字がデザインされている。しかし、日本での展開は予定されていない。
セリーナは、決勝で、第13シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下して、2年ぶり7度目の優勝を果たした。この試合、最速193キロのサービスを放ったセリーナは、4度のブレークに成功して28度目の姉妹対決を制した。
さらに1月30日発表のWTA世界ランキングでは、
A・ケルバー(ドイツ)を抜いて、2016年9月以来の世界ランク1位に返り咲いた。
また、男子決勝でも
R・フェデラー(スイス)と
R・ナダル(スペイン)の黄金カードが実現。両者が四大大会の決勝で対戦するのは2011年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来、約6年ぶり。全豪オープンでは、2014年の準決勝以来の顔合わせだった。試合は、フェデラーがフルセットの激闘を制し、7年ぶりにタイトルを獲得した
今大会は、1968年のオープン化以降で初となる、30代の男女シングルス4選手による四大大会決勝に。さらに、この4選手が揃って四大大会の決勝の舞台に立つのは、2008年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来で、テニスファンの記憶と歴史に残る大会となった。
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