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ナダル、ラオニッチデ杯欠場

男子テニス国別対抗戦であるデビスカップは３１日、２月３日から５日にかけて世界各地で開催されるワールドグループ１回戦に、スペイン代表のＲ・ナダル（スペイン）とカナダ代表のＭ・ラオニッチ（カナダ）が欠場することを発表した。

２９日に行われた全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）男子シングルス決勝でＲ・フェデラー（スイス）に惜しくも敗れ、準優勝となった世界ランク６位のナダルは、クロアチアのオシエクで行われるクロアチアとの１回戦を欠場する意向を表明した。

これまでに４度のデビスカップ優勝を果たしているスペイン・チームは、ナダルの全豪オープンでの疲労を回復するためには更なる時間が必要であると明かした。

監督のＣ・マルティネス（スペイン）率いるスペインは、ナダルに代わりＦ・ロペス（スペイン）を召集してクロアチアとの対戦に臨む。

また、カナダのテニス協会であるテニス・カナダも、世界ランク４位のラオニッチの欠場を発表した。カナダは地元でイギリスと顔を合わせる。

ラオニッチはナダルとの全豪オープン準々決勝で痛めた内転筋の怪我の治療のため、イギリスとの１回戦を戦う事が出来ないとしており、ラオニッチに代わりＰ・ポランスキー（カナダ）が代表に加わった。

さらに、前年度チャンピオンであるアルゼンチンも、地元ブエノスアイレスで行われるイタリアとの１回戦のメンバーを変更した。世界ランク７２位のＨ・セバリョス（アルゼンチン）が左ハムストリングの怪我によりメンバーから外れ、代わってＣ・ベルロク（アルゼンチン）がアルゼンチン代表として戦う。

日本は、ワールドグループ１回戦でフランスと対戦する。メンバーは世界ランク９９位の西岡良仁、同１１２位の杉田祐一、同１２４位のダニエル太郎、同２４０位の内山靖崇の４選手で、同５位の錦織圭は欠場を発表している。