テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、男子シングルス準決勝が行われ、第17シードの
R・フェデラー(スイス)が第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を7-5, 6-3, 1-6, 4-6, 6-3のフルセットで下して決勝進出を果たし、2010年以来7年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。
>>ナダルvsディミトロフ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<第1セット、序盤からサービスキープが続く展開から、第12ゲームでフェデラーがワウリンカからミスを誘い出してブレークに成功し、このセットを先取。
続く第2セット、第6ゲームでワウリンカのサービスゲームを破り、リードを守って決勝進出に王手をかける。
自身のミスが重なり第3・4セットを落としたフェデラーだったが、続くファイナルセットでは第6ゲームでブレークに成功して勝利した。
決勝では、第9シードの
R・ナダル(スペイン)と第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。
フェデラーが四大大会で決勝に進出するのは、2015年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランド スラム)以来。これまでの四大大会では歴代最多17勝をあげている。
今大会は、4回戦で第5シードの
錦織圭にフルセットで勝利。準々決勝では第1シードの
A・マレー(英国)ら破る快進撃を見せた世界ランク50位の
M・ズベレフ(ドイツ)をストレートで退けた。
全豪オープンで決勝に進出するのは、今回が6度目。昨年は準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。
一方、準々決勝で第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)をストレートで下して勝ち上がってきたワウリンカは、初優勝を果たした2014年以来の決勝進出とはならなかった。
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