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シナー無傷の3連勝で4強入り

3連勝で4強入りしたシナー

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）は１４日、シングルスイリ・ナスターゼグループの第３戦が行われ、第１シードのＪ・シナー（イタリア）が第４シードのＤ・メドベージェフを6-3, 6-4のストレートで破り、予選ラウンドロビン３連勝でベスト４進出を果たした。

＞＞Nitto ATPファイナルズ予選ラウンドロビン勝敗＜＜

＞＞ダニエル太郎、綿貫陽介ら兵庫ノア・チャレンジャー組合せ＜＜

同大会は今季の獲得ポイント上位８選手のみが出場できるシーズン最後の大会。４選手ずつ２グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位２名が準決勝に進出する。

予選ラウンドロビン第１戦で第７シードのＡ・デミノー（オーストラリア）、第２戦で第５シードのＴ・フリッツ（アメリカ）をそれぞれストレートで下していたシナー。対するメドベージェフは第１戦でフリッツに敗れたものの、第２戦でデミノーを破り、１勝１敗で第３戦に入った。

第３戦、シナーは４本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに８２パーセントの高い確率でポイントを獲得。メドベージェフのブレークを１度に抑えると、リターンゲームでは計３度のブレークに成功し、１時間１３分で快勝した。

昨年に続き、２年連続で予選ラウンドロビン３連勝での勝ち上がりを決めたシナーのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載されている。

「ここでできるだけ多くの試合に勝ちたいんだ。僕とダニール（メドベージェフ）はお互いのことをよく知っている。だから、コートに立つたびに、戦術的に何かを変えようとするんだ。今日は彼が何をしようとしているのか、見る準備はできていると感じたよ」

「この１年で自分が何を達成できたかわかっているから、いい気持ちでコートに立つようにしている。コートでの時間を楽しむようにしているんだ。ここの雰囲気は素晴らしいから、今週はとにかくいいテニスをしたい。次のラウンドで何が起こるか見てみよう」

シナーはこの結果、イリ・ナスターゼグループ１位で４強入りし、準決勝でもう１グループのジョン・ニューカムグループ２位突破の選手と対決する。

一方、敗れたメドベージェフは予選ラウンドロビン敗退が決定。イリ・ナスターゼグループ２位にはデミノーを第３戦で下したフリッツが入った。

【Nitto ATPファイナルズ2024の予選ラウンドロビン】
※[]内はシード

●イリ・ナスターゼグループ
[1]シナー３勝０敗
[4]メドベージェフ１勝２敗
[5]フリッツ２勝１敗
[7]デミノー０勝３敗

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