テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、元天才少女で34歳の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)が第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで破り、四大大会で1999年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来18年ぶりのベスト4進出を果たした。試合後のオンコートインタビューでは、涙ぐみながら「こんな日がくるなんて」と驚きを隠せていなかった。
>>穂積組vsサファロバ組 1ポイント速報<<>>ナダルvsラオニッチ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝を果たしたプリスコバを相手に、ファイナルセットではリードから追いつかれたが、第10ゲームをサービスキープし、見事勝利を手にした。
準決勝では、第2シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と第9シードの
J・コンタ(英国)の勝者と対戦する。
現在世界ランク79位のルチッチ=バーロニは、1997年にプロ転向直後の大会で優勝するなど、かつては天才少女と呼ばれ、1999年のウインブルドンでベスト4進出の活躍を見せた。その後はツアー生活から離れた時期もあったが、今大会では2回戦で第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)を破る金星をあげるなどで、プリスコバとの準々決勝へ進出していた。
また
A・ペトコビッチ(ドイツ)とのダブルスは、準々決勝で
穂積絵莉/
加藤未唯組にストレートで敗れた。
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