男子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)は14日、シングルス決勝戦が行われ、第4シードの
J・ソック(アメリカ)がノーシードで勝ち上がりの
J・ソウサ(ポルトガル)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで下し、大会初優勝とキャリア2勝目をあげた。
この試合、第1セットを先取したソックだったが、続く第2セットではソウサに2度のブレークを許して勝敗はファイナルセットへ。
その後、ファーストサービスが入った時に89パーセントと高い確率でポイントを獲得したソックは、ソウサに1度のブレークを許すもそれを上回る2度のブレークに成功し、1時間56分で勝利を手にした。
今大会は初戦の2回戦で
R・ハリソン(アメリカ)、準々決勝でJ・シャーディ、準決勝で第7シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を下しての勝ち上がりだった。
現在24歳のソックは、2015年4月の米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)で
S・クエリー(アメリカ)との同胞対決を制してツアー初優勝。今回は、1年9カ月ぶりのタイトル獲得となった。
また、16日から開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)には第23シードで出場しており、初戦で
PH・エルベール(フランス)と対戦する。
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