女子テニスのホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTAインターナショナル)は12日、シングルス準々決勝が行われ、予選を勝ち抜いた22歳の
尾崎里紗は第3シードの
M・ニクルスク(ルーマニア)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、自身2度目のツアーベスト4進出とはならなかった。
この日、尾崎はフォアハンドのスライスとバックハンドの強打を放つニクルスクの変則的なプレーにミスを重ね、第1セットを落とす。第2セットに入っても流れはニクルスクに傾き、第1ゲームでブレークを許した尾崎はゲームカウント4-4まで追いついたが、最後2ゲームを連取されてストレート負けを喫した。
22歳の尾崎は、今大会で予選3試合を勝ち抜いて本戦入り。1回戦で
奈良くるみ、2回戦で元世界ランク5位の
L・サファロバ(チェコ共和国)を下しての勝ち上がりだった。
また、昨年8月の江西オープン(中国/南昌、ハード、WTAインターナショナル)以来のベスト4進出とはならなかった。
16日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)には四大大会初の本戦入りが決まっている。
一方、勝利したニクルスクは、準決勝で
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。ツレンコは準々決勝でS・ロジャーズを逆転で下しての勝ち上がり。
今大会のトップハーフからは、予選勝者で世界ランク127位の
E・メルテンス(ベルギー)と
J・フェット(クロアチア)(クロアチア)が準決勝へ駒を進めた。
第1シードの
K・ベルテンス(オランダ)は準々決勝でメルテンスに敗れた。
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