男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)は7日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)は第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、2009年以来3度目の優勝とはならなかった。
決勝戦、第1セットを落とした王者マレーは第2セットもリードを許し、第10ゲームでジョコビッチのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎える。崖っぷちに立たされたマレーだったが、驚異的な粘りで3本のマッチポイントをしのぐと、第10ゲームから3ゲームを連取してセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットも一進一退の攻防が続いたが、マレーは第7ゲームでサービスゲームを落とすと、第10ゲームでは最後ジョコビッチにフォアハンドのウィナーを決められ、激闘に終止符が打たれた。
試合終了直後、マレーはジョコビッチと握手を交わすと笑顔で称えた。
両者は今回が通算36度目の対戦で、マレーの11勝25敗。
2009年以来3度目のカタール・オープン制覇とはならなかったマレーは、昨年のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)から続いていた連勝記録は28でストップした。
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