中央大学テニス部1年生の望月勇希は11日にtennis365.netのインタビューに応じ、今シーズンを振り返った。
今年の大学テニス日本一の座をかけた全日本学生テニス選手権大会(インカレ)と全日本学生室内テニス選手権大会(インカレ室内)で準優勝を飾った望月は「全日本選手権もベスト16で、大学1年として自信になった。反対に2度の準優勝など、勝ち切れないというのは悔しい」と振り返った。
インカレで
小林雅哉、インカレ室内では
上杉海斗に敗れて優勝にあと一歩届かなかったことについては「1・2回戦の勝ち方が優勝に相応しくない勝ち上がりでした。あの勝ち方では、まだタイトルには届かないと感じました」と話す望月は、「プレー自体は悪くないと思うので、初戦をどうやって勝つかが今後の課題です」と語った。
中央大1年生の望月勇希
今年1番思い出に残っている試合は、前年度覇者の
内山靖崇と対戦した全日本テニス選手権大会3回戦と話した。
「センターコートで戦えたのは、1番いい経験になりました。すごくワクワクしすぎて舞い上がり、言葉では表せない感覚を感じました」
今後は「学生の大会だけではなく、ITFのフューチャーズやチャレンジャーに挑戦して、フューチャーズで優勝したいです」と目標を述べ、さらなる飛躍を誓った。
また、中央大学のテニス部の魅力は「自主的にコートを使うことが出来る」と自分次第で自由に練習出来る点と話し、「練習をこなすだけではなく、周りの環境など関係なく自分の中で目標を立てながらやっている。それは高校時代からやっています。そこを崩さずにやってきたのが1番」と加えた。
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