テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、Coca-Cola IPTL)は3日、ジャパン・ウォリアーズの
錦織圭が試合後の会見で「これから経験を積めば、グランドスラムのチャンスも見えてくると思う」とコメントした。
前日に同じジャパン・ウォリアーズの
M・サフィン(ロシア)は錦織に「必ずグランドスラムを獲れるものを持っているけど、自分が獲れると信じきれていないと感じる」と述べたことについて「まずはマスターズの優勝だったり、経験を重ねていかないと簡単に獲れるものでもない。いつかは獲れるように頑張ります」と意気込んだ。
今シーズン、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)とロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、 ATP1000)で準優勝の錦織は、マスターズ初優勝まであと一歩に迫った。
グランドスラムは全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で
A・マレー(英国)らを破り、ベスト4へ進出する活躍を見せた。
この日、
F・ベルダスコ(スペイン)との男子ダブルスは
P・クエバス(ウルグアイ)/
D・ネスター(カナダ)組に3-6で敗れ「出だしはあまり良くなかったです。ダブルスはミスも多かったですし、サーブも入らず心配でした」と話す錦織は「けど、シングルスはリズムに乗れた。チームが勝って良かったです」と振り返り、男子シングルスで
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に6-1のスコアで圧倒。
ジャパン・ウォリアーズはUAEロイヤルズを23-20で下し、チームの勝利に貢献した。大会最終日の4日には
N・キリオス(オーストラリア)らのシンガポール・スラマーズと対戦する。
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