男子テニスの下部大会である国際テニス・ヴァンデ(フランス/ムイユロン、ハード)は9日、シングルス2回戦が行われ、第1シードでワイルドカードとして出場の
B・ペール(フランス)が世界ランク163位のE・ロペス=ペレス(スペイン)に7-6 (8-6), 6-7 (1-7), 6-1のフルセットで勝利し、2年連続のベスト8進出を果たした。
この試合、16本のサービスエースを叩き込んだペールは、4度のブレークに成功し1時間55分で勝利した。
準々決勝では世界ランク289位の
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)と同164位の
K・ド=シェッパー(フランス)の勝者と対戦する。
昨年の国際テニス・ヴァンデでは、決勝で世界ランク15位の
L・プイユ(フランス)を下して優勝を飾っている。
現在27歳のペールは、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム )1回戦と楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)準決勝で世界ランク5位の
錦織圭(日本)から勝利をあげている。今年の1月11日付の世界ランキングでは自己最高位の18位を記録。2015年のスキースター・スウェーデン・オープン(スウェーデン/バスタッド、クレー)ではツアー初優勝を果たすも、今シーズンは未だツアーでタイトルを獲得出来ていない。
また、同日にはシングルス1回戦も行われ、世界ランク219位の
サンティラン晶(日本)はロジェ=ヴァセランに4-6, 7-6 (8-6), 1-6のフルセットで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
■関連ニュース■
・錦織vsペール 番狂わせ2位に・ペール「錦織に勝ってごめん」・ペール「錦織は素晴らしい」