男子テニスの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード)は9日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカードで出場の綿貫 陽介(グローバルプロテニスアカデミー)が世界ランク255位の
チェン・ディ(台湾)を6-4, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、第1セットでチェンに1度のブレークを許した綿貫だったが、強力なフォアハンドを武器に2度のブレークに成功しこのセットを先取。
その後、第2セットではファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得してチェンに1度もブレークを許さず、最後はサービング・フォー・ザ・マッチを取りきり、1時間25分で勝利した。
2回戦では、第6シードの
イ・ダクヒ(韓国)と対戦する。
現在18歳の綿貫は、全米オープン・ジュニア(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4進出。ダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権(大阪/大阪市、靱テニスセンター)、大阪市長杯2016世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪府/靭テニスセンター、ハード)では初優勝を飾った。
また、第91回三菱全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)では決勝で内山 靖崇(北日本物産)をストレートで破り、大会史上2人目となる10代優勝を果たすなど、今シーズンは飛躍の年となっている。
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