男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は19日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)は世界ランク45位の
A・ブブリク(カザフスタン)に6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、2回戦敗退となった。
>>【動画】世界1位シナーが逆転負けで敗退、試合終了の瞬間!<<23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは3年連続3度目で、昨年は優勝を飾っている。
そのシナーは今大会から芝シーズンに臨んでおり、1回戦では予選勝者で世界ランク138位の
Y・ハンフマン(ドイツ)をくだして2回戦に駒を進めた。
シナーとブブリクは過去5度対戦しており、シナーから4勝1敗。2023年の同大会の準々決勝で対戦しており、その時には7-5, 2-0の時点でシナーが途中棄権したためブブリクが勝利したが、直近の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝ではシナーがストレートで勝利していた。
2回戦の第1セット、シナーは第2ゲームでブレークに成功し幸先良く先行する。
しかし第2セットでは、第1ゲーム、第3ゲームで相手のブレークポイントを活かせなかったシナーは、第6ゲームでこの日初めてのブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセットでも、シナーは第7ゲームでブレークを許し2時間2分で敗れ、準々決勝進出を逃した。シナーはブブリクに試合を通じて36本のウィナーを決められた。
シナーはこの試合前まで世界ランキングでトップ20圏外の選手に66連勝中だったが、この記録も途絶えた。
勝利したブブリクは、準々決勝で第7シートの
T・マハツ(チェコ)と対戦する。マハツは2回戦で世界ランク58位の
F・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
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