男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク24位の
F・コボッリ(イタリア)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで下し、3年連続5度目のベスト4進出を果たした。ズベレフはこの試合の序盤で体調を崩していたことを試合後に明かした。
>>望月 慎太郎vsチリッチ 決勝 1ポイント速報<<28歳で世界ランク3位のズべレフが同大会に出場するのは3年連続9度目。2016年と2017年には準優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ランク43位の
M・ギロン(アメリカ)、2回戦で同46位の
L・ソネゴ(イタリア)を下し8強入りした。
23歳のコボッリとの顔合わせとなった準々決勝、ズベレフはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず全てのサービスゲームをキープする。リターンゲームでは第1セットで1度のブレークに成功。第2セットではブレークを奪うことはできなかったが、最後はタイブレークを制し準決勝進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズベレフのコメントを掲載。ズベレフは第1セット序盤のゲーム中に急遽トイレットブレークを取っていたが、体調が悪かったことを明かした。
「試合前は調子が良かったが、急にひどく気分が悪くなってしまった。吐きそうになったが、15分後にはまた気分が良くなった。だから何が原因だったのかわからない。正直、こんな経験は初めて。アドレナリンが落ち着いてくる数時間後には大丈夫になっているといいな。その後は、かなり良い試合だったと思う」
勝利したズベレフは準決勝で第3シードの
D・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準々決勝で世界ランク33位の
A・ミケルセン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
ズベレフはメドベージェフについて「間違いなく彼は僕のキャリアの中で最もタフな相手の1人。素晴らしい試合になるだろうし、対戦するのが本当に楽しみだ」と語っている。
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