男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス1回戦が行われ、
V・トロイキ(セルビア)がA・マンナリノに6-4, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで勝利。この結果、第5シードの
錦織圭は初戦の2回戦で、世界ランク28位のトロイキと対戦することが決まった。両者は今回が6度目の対戦で、2010年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)1回戦で敗れてからは錦織が4連勝している。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は3回戦で第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第4シードのM・ラオニチ、準決勝で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する組み合わせ。
BNPパリバ・マスターズでは2014年にベスト4へ進出しており、昨年は
R・ガスケ(フランス)との3回戦で途中棄権した。
錦織は前週のスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、ATP500)で準優勝を果たしており、今季の戦績を自己最高の56勝11敗としている。
今年のマスターズはマイアミ・オープン(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)とロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)で決勝へ進出したが、いずれも世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。
一方、トロイキは今年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)2回戦で主審の判定に納得がいかず、暴言を吐くなどで罰金の処分を受けた。また、2013年にはドーピング規定違反(血液検査拒否)をしたことで、1年6カ月の出場停止処分を受けた過去もある。
先月の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)では
R・ナダル(スペイン)をストレートで破る活躍を見せた。
トロイキに敗れたマンナリノ
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