男子テニスのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、ATP500)は28日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
錦織圭が過去4連敗していた
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に7-5, 6-4のストレートで初勝利して5年ぶり2度目のベスト4進出を果たすと同時に、2007年にプロ転向してから自己最多のシーズン55勝目をあげた。
>>錦織vsミュラー1ポイント速報<<>>スイス・インドア対戦表<<これまでは2014年の54勝14敗、2015年の54勝16敗が最多だったが、元世界ランク4位のデル=ポトロを1時間53分で振り切り、55勝16敗と自己最多を更新した。
5年ぶりの決勝進出をかけて、準決勝では世界ランク37位の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。
今大会はファーストサービスが入った時に80パーセント以上の確率でポイントを獲得し、相手に1度もブレークを許さずにベスト4へ進出している。
スイス・インドアでは、2011年に
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り決勝進出。
R・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝を果たした。
また、錦織は11月13日に開幕するATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に3年連続の出場が確定しており、31日発表の世界ランキングでM・ラオニチを抜いて自己最高タイの4位に復帰することも決まっている。
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