女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、ハード、WTAインターナショナル)は28日、シングルス2回戦が行われ、昨年覇者で第4シードの
日比野菜緒(日本)が世界ランク126位の
尾崎里紗(日本)との日本人対決を7-5, 6-1のストレートで制し、2年連続のベスト8進出を果たした。
この試合、日比野は第1セットの第1ゲームから尾崎に4ゲーム連取を許す苦しい展開となるが、その後挽回してこのセットを取ると流れを掴み、第2セットでは3度のブレークに成功して1時間39分で勝利した。
今回の勝利により、日比野は尾崎との対戦成績を1勝1敗とした。
準々決勝では、第6シードの
L・ツレンコ(ウクライナ)とI・ソイル(トルコ)の勝者と対戦する。
昨年の同大会でツアー初優勝を飾った日比野は、今季8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で初出場にして初戦突破。グランドスラムでは、4大会全て本戦入りを果たしたがいずれも1回戦で敗れた。
一方、敗れた尾崎は今大会1回戦でE・コストバ(ブルガリア)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下しての勝ち上がりだった。
また、日本勢では
桑田寛子(日本)が初戦敗退、第5シードの
奈良くるみ(日本)は2回戦で
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)に敗れた。
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