男子テニスで世界ランク5位の
錦織圭(日本)が26日、自身の公式ブログを更新し「先日から残りのシーズンに向けてトレーニング、テニスを始めました!」と近況を綴った。
「先週大阪のほうでデ杯が終わって最近練習を再開しました。思ったより夏の疲れがなかなか抜けずデ杯のあとしばらく休養をとりました。」と錦織。
今年の夏、錦織は7月のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)で今季2度目のマスターズ準優勝を果たし、続くリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では
熊谷一弥(日本)以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得。
その後のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では3回戦で敗れるものの、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では準々決勝で優勝候補だった
A・マレー(英国)を破り、2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
9月に行われた国別対抗戦 デビスカップのワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)では
杉田祐一(日本)とのダブルスで日本のワールドグループ残留に貢献。その後はハードコートシーズンでの連戦の疲れを取るべく休養をとっていた。
「残りはあと楽天オープン、Shanghai、Basel、Paris、London?です。」とツアー最終戦であるATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)を視野に入れつつ「最後のロンドン目指して残り4大会頑張ります。」と、残りのシーズンへ意気込みを綴った。
11月13日からのATPワールドツアー・ファイナルには、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場出来る。錦織は、出場権をかけた26日付の「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で5位に位置している。
今後は、10月3日から開幕する楽天ジャパン・オープン(東京/有明 コロシアム、ハード、ATP500)に出場予定。
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