女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、WTAプレミア)は24日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク66位で18歳の
大坂なおみ(日本)が同20位の
E・スイトリナ(ウクライナ)を1-6, 6-3, 6-2の逆転で下してツアー初の決勝進出を果たし、日本勢で1995年の
クルム伊達公子(日本)以来21年ぶりの優勝に王手をかけた。
>>東レ対戦表<<この試合、大坂はミスを重ねて第1セットを落とし、第2セットに入っても試合の流れはスイトリナに傾きかける。しかし、第6・第7ゲームを連取して勢いを取り戻し、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは第5ゲームでブレークに成功した大坂がリードを守り、勝利を手にした。
決勝戦では、元世界ランク1位の
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。ウォズニアキは準決勝で、第2シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)を4-6, 7-5, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
大坂は今大会1回戦で
土居美咲(日本)、2回戦で第6シードの
D・チブルコワ(スロバキア)、準々決勝で
A・サスノビッチ(ベラルーシ)を破り、準決勝へ駒を進めていた。
また、今年のグランドスラムでは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)の3大会で3回戦へ進出する活躍を見せた。
一方、敗れたスイトリナは今大会、1回戦で
C・バンデウェイ(アメリカ)、2回戦で第8シードの
A・パブリュチェンコワ(ロシア)、準々決勝で第1シードの
G・ムグルサ(スペイン)を下しての勝ち上がりだった。
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