テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、2年ぶり5度目の3回戦進出を果たした第6シードの
錦織圭(日本)は試合後の会見で、世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と同2位の
A・マレー(英国)について「どうやって崩していくかが課題になる」と話した。
>>全米オープン対戦表<<この日、錦織は世界ランク95位の
K・カチャノフ(ロシア)に6-4, 4-6, 6-4, 6-3で勝利し、2年ぶり5度目の3回戦進出を果たした。
上位シード勢が順当に勝ち進むと、準々決勝ではリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で金メダルを獲得した第2シードのマレーと対戦する組み合わせ。
マレーとは1勝7敗、さらにジョコビッチとは2勝10敗の錦織は、世界1・2位と対戦する際「より向かっていかないといけない。守って勝てる相手でもないので、攻めるという意味ではより強い気持ちを持って臨んでいる」と明かした。
続けて「自分を信じることだったり、まだまだ必要なことはある。メンタルも強くして、切りかかっていきたいです」と話し、自身を「宮本武蔵ですかね(笑)」と表現して記者から笑いを誘った。
3回戦では世界ランク42位の
N・マウー(フランス)と対戦する。マウーは2回戦で
P・H・マチュー(フランス)をストレートで破っての勝ち上がり。
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