女子テニスで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は、しばらくの間右肩の怪我で思うような練習が出来ていなかったことを、26日に全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の会場で行われた会見で明かした。
セリーナは出場したリオデジャネイロ・オリンピックで、怪我を理由に3回戦で敗退。そして、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、プレミア5)の欠場を強いられた。
26日の会見でセリーナは「やっとちょっと良くなったと感じる」と語った。
7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)優勝後、怪我でリオデジャネイロ・オリンピック前はたった2日しか練習が出来ていなかったと明かした。今は多くの治療を受けている状況だと話す。
セリーナは、
S・グラフ(ドイツ)のグランドスラム最多優勝記録を超える23度目の優勝を目指して全米オープンへ臨む。
今大会の1回戦は
E・マカロバ(ロシア)と対戦するタフなドローとなった。
マカロバは2014年の全米オープンでベスト4進出。その時はセリーナに敗れた。そして翌年の全豪オープンでも4強入り。現在はランキングを36位に落としているため、今年の全米オープンではシード入りを逃していた。マカロバはリオデジャネイロ・オリンピックの女子ダブルスで金メダルを獲得している。
26日に決まったドローでセリーナは、順当に勝ち上がると準決勝で第4シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する組み合わせ。
全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)覇者の
A・ケルバー(ドイツ)と、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)チャンピオンの
G・ムグルサ(スペイン)とは別の山となった。
(STATS - AP)
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