テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、第6シードの
錦織圭(日本)は初戦で世界ランク97位の
B・ベッカー(ドイツ)と対戦することが決まった。上位シード勢が順当に勝ち進むと、準々決勝ではリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で金メダルを獲得した第2シードの
A・マレー(英国)と顔を合わせる組み合わせ。
錦織とベッカーは今回が4度目の対戦で、錦織の2勝1敗。2014年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)ではフルセットで勝利している。
リオデジャネイロ・オリンピックで銅メダルを獲得した錦織は、その後W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)に出場したが3回戦で敗退。数日間の休養後、フロリダでトレーニングを積んで今大会に臨んでいる。
過去の全米オープンでは2014年にグランドスラム初の決勝進出を果たし、
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも準優勝を飾った。2015年は1回戦で
B・ペール(フランス)にフルセットで敗れた。
■関連ニュース■
・錦織 ぶっちぎりの1位・錦織 全米ウエアは「勝ち虫」・錦織戦 腕立て伏せで観客魅了