テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に第6シードで出場する
錦織圭(日本)は25日、ザ・キタノ・ホテル・ニューヨーク(THE KITANO HOTEL)で会見を開き、卓球の水谷隼について話した。
水谷はリオデジャネイロ・オリンピックの3位決定戦でベラルーシの選手に勝利し、シングルスで男女通じて日本人初となる銅メダルを獲得、さらに団体の決勝で中国に敗れるも銀メダルを獲得した。
錦織は「カッコ良かった。僕も
N・ジョコビッチ(セルビア)がいて
A・マレー(英国)がいて、上の選手にあれだけ強い気持ちで飛び掛っていくのは簡単なことではない」と自身と照らし合わせてコメントした。
錦織も水谷と同様に、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)の3位決定戦で
R・ナダル(スペイン)をフルセットで破り、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)銀メダリストの
熊谷一弥(日本)以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
ナダルとの3位決定戦については「ハードコートで1度勝っていたので、いい思い出だけを試合前にもって、強い気持ちで臨むようにした。苦しい場面でプレッシャーと戦いながら試合をすることが出来た」と話した。
今年最後のグランドスラムである全米オープンの組み合わせ抽選は、現地26日に行われる予定。
過去の全米オープンでは2014年にグランドスラム初の決勝進出を果たし、
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも準優勝を飾った。2015年は初戦敗退。
■関連ニュース■
・錦織 ぶっちぎりの1位・錦織 全米ウエアは「勝ち虫」・錦織戦 腕立て伏せで観客魅了