男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、予選を勝ち抜いた世界ランク102位の
杉田祐一(日本)は第4シードの
M・ラオニチ(カナダ)に1-6, 6-3, 1-6のフルセットで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
>>W&Sオープン対戦表<<この試合、第1セットを落とした杉田は、第2セットに入るとラオニチに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開。さらに1ブレークに成功して、ファイナルセットへ持ち込んだ。
しかし、ファイナルセットの序盤でブレークを許すと流れはラオニチに傾き、1時間34分で力尽きた。
今大会は1回戦で19歳の
A・ズベレフ(ドイツ)、2回戦で
N・マウー(フランス)を破り、ラオニチとの3回戦へ駒を進めていた。
ラオニチは、2011年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)1回戦に続き、杉田に2連勝とした。
準々決勝では、第8シードの
D・ティエム(オーストリア)と第9シードの
G・モンフィス(フランス)の勝者と対戦する。
今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で、ラオニチは四大大会初の決勝進出を果たしたが、地元の
A・マレー(英国)にストレートで敗れ準優勝に終わった。
また、同日には第5シードの
錦織圭(日本)も3回戦に登場したが、世界ランク21位の
B・トミック(オーストラリア)にストレートで敗れ、ベスト8進出を逃した。
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