男子テニスで世界ランク6位の
錦織圭が12日、LIXILの「がんばれ!ニッポン!日本代表選手団 応援イベント」で、今までのテニス人生で最も心に残る瞬間について聞かれ「全米オープンの決勝に行けたこと」と述べた。
今回のイベントで「ぱっと出てきたのは、全米オープンの決勝に行けたことですね」とグランドスラムで最高成績の2014年の全米オープンをあげた。
その時は、4回戦でM・ラオニチ、準々決勝で同年の全豪オープンを制した
S・ワウリンカ(スイス)、準決勝では世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して自身初のグランドスラム決勝進出だった。
続けて「決勝で負けた悔しさもありますけど、そこまでいけた自信というのは確実に自分の糧になっているので、それを超せるような思い出を作っていきたいですね」と話した。
今後、錦織は7月25日からのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)に出場する予定。
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