テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)が
S・ジョンソン(アメリカ)を6-2, 6-3, 7-5のストレートで下し、3年連続14度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsチリッチ 1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この試合、フェデラーは第1・第2セットでジョンソンに1度もブレークを許さずに取り、第3セットではゲームカウント5-5から第11ゲームでこのセット2度目のブレークに成功すると、続くサービング・フォー・ザ・マッチを取りきり、1時間36分で勝利した。
準々決勝では、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と顔を合わせる。チリッチは同日の4回戦で第5シードの
錦織圭(日本)と対戦し、第2セットを5-1とリードした場面で錦織が棄権を申し入れ、準々決勝へ駒を進めた。
グランドスラムで歴代最多17勝を誇る34歳のフェデラーは、腰の怪我で今年の全仏オープンを欠場。前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)では4連覇を狙うも準決勝で
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れた。
2012年のウィンブルドン以降グランドスラムでの優勝からは遠ざかっており、大会最多優勝の7度を誇るフェデラーは、今回4年ぶり8度目の優勝を狙う。
今大会は1回戦で世界ランク52位の
G・ペラ(アルゼンチン)、2回戦で地元イギリスで話題を集めた同772位の
M・ウィリス(英国)、3回戦で同91位の
D・エヴァンス(英国)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
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