テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会3日目の29日、男子シングルス1回戦が行われ、注目の若手である第8シードの
D・ティエム(オーストリア)が世界ランク80位の
F・マイヤー(ドイツ)を7-5, 6-4, 6-4のストレートで下し、2年連続の2回戦進出を決めた。
>>ウィンブルドン対戦表<<この試合、ティエムはトータルで14本ものサービスエースを叩き込み、マイヤーに1度もブレークチャンスを与えなかった。自身は3度のブレークに成功し、1時間36分で勝利。
両者は、前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)準決勝で対戦し、その時はティエムがストレートで敗退。今回はその時の雪辱を晴らした。
2回戦では世界ランク64位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)と対戦する。ヴェセリは、同日の1回戦で同118位の
I・セイスリン(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
22歳のティエムは、今シーズンにハード・クレー・芝の3つのサーフェスで優勝。全仏オープンではグランドスラム初のベスト4進出、大会後の世界ランキングでは初のトップ10入りを果たした。
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