女子テニスで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は、昨年の(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降グランドスラムで優勝を飾れていないが、今年のウィンブルドンでの連覇へ向けて自信を覗かせていた。
>>ウィンブルドン対戦表<<>>錦織vsグロス1ゲーム速報<<セリーナはウィンブルドン開幕前日の26日に行われた記者会見で「正直なところ、プレッシャーはほとんど感じていない。良い気分でいるし自信も感じている。」と、今の気持ちを表現していた。
セリーナがグランドスラム3大会連続で優勝を飾れていないという事実は、多くの人々を驚かせていた。
昨年の全米オープンでは準決勝で
R・ビンチ(イタリア)、今年の全豪オープンの決勝戦では
A・ケルバー(ドイツ)、そして全仏オープンの決勝戦では
G・ムグルサ(スペイン)の前に敗退し、優勝を逃していた。
もちろん、そんな敗戦に満足することがないセリーナは、より強くなってまたコートへ戻ることに集中している。
「これまで経験した敗戦から学ぶことはとても大切だと思っている。特にこれまでのテニス人生を通して、今までもより良い選手になってコートに戻ることが出来ていたと感じている。」とセリーナは過去を振り返っていた。
セリーナは世界ランク1位としてウィンブルドンへ臨むが、それは実に300週目となる女王の座に君臨しての大会となる。
しかしながら、今大会ではムグルサ、ケルバー、
A・ラドワンスカ(ポーランド)、そして
S・ハレプ(ルーマニア)まで、ウィンブルドンの結果次第でセリーナに代わり、世界の頂点に立てる可能性を持っている。
セリーナはそんな状況の下、1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク148位のA・サディコビッチ(スイス)と対戦する。
「誰と対戦するかは関係ない。自分にとってそれは問題ではない。」と自分のプレーに集中する意気込みを見せていた。
昨年のウィンブルドンで大会6度目の優勝を飾ると同時に、2度目となるグランドスラム4大会連続優勝を達成していた。最初にセリーナがそれを成し遂げたのは、2002年から2003年にかけてだった。
「テニス人生でグランドスラムを4大会連続して優勝を飾ることを2回も達成出来たことは、素晴らしい功績。最高のことだし、本当に凄いこと。」とセリーナ本人もその凄さを認めていた。
(STATS - AP)
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