- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコ、テニス界初の偉業へ

27日から開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の男子シングルスに第1シードで出場するN・ジョコビッチ(セルビア)は、歴史にその名を刻むべく偉業達成を目指して大会へ臨む。

>>ウィンブルドン対戦表<<

これまで12度のグランドスラム優勝を持つジョコビッチは、今年の全仏オープンを制したことで生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を達成。

また、年間グランドスラム(同シーズンの四大大会全てを制すること)の可能性を高めると同時に、これまで男子テニス界で2人しか達成していなかったグランドスラム4大会連続優勝も成し遂げた。

絶好調を続けるジョコビッチは、今季ここまで44勝3敗と最多勝利を上げ、ツアー最多となる6大会で優勝を飾っている。

そしてその勢いのまま、これまで男子テニス界では誰も達成しておらず、女子テニス界でもわずか1人しか達成していない更なる偉業を目指してウィンブルドンへ挑む。それは、同一シーズンにグランドスラム4大会全てで優勝を飾り、加えてオリンピックでの金メダルを獲得するゴールデン・スラムの達成である。

ジョコビッチは今年1月に行われた全豪オープンと、6月初旬に全仏オープンを制したことで、年間グランドスラムまで半分を達成したこととなった。

これまで男子テニス界では、1938年のD・バッジと、1962年と1969年のR・レーバー(オーストラリア)しか年間グランドスラムを達成していない。そのいずれも夏季オリンピックが開催されてはおらず、また当時テニスはオリンピックの競技ではなかったため、ゴールデン・スラムは存在しなかった。

レーバーは「多大なプレッシャーが彼(ジョコビッチ)にのしかかるだろう。それでも彼はそれを達成出来ると私は感じている。」とジョコビッチについて語っていた。

全仏オープンを制し、1992年のJ・クーリア(アメリカ)以来となる全豪オープンと全仏オープンを続けて制したジョコビッチは「思い上がったように受け取られたくはないが、今では人生で達成出来ないことはないと本当に思っている。」と、素直な想いを口にしていた。

グランドスラム28連勝を達成した29歳のジョコビッチがそう感じるのも当然のこと。

絶頂期と言えるジョコビッチは、ツアー屈指のリターナーであり、体のバランスをとる能力や、相手のウィナー級のボールを辛うじて返球するどころか、あっという間に攻撃に変えてしまう能力は他に例がなく、おまけにサービスも向上を続けている。

どんなサーフェースで戦おうと、どんな相手と戦おうと、ジョコビッチは常に安定した実力を見せている。

7度のグランドスラム優勝を持ち、ウィンブルドンではESPNの解説者の1人である元男子世界ランク1位のJ・マッケンロー(アメリカ)は「みんな彼(ジョコビッチ)をリスペクトし始めている。桁外れの安定性と毎週毎週行われる大会での彼の好成績を見るとそれも納得せざるを得ない。」とジョコビッチの現在の好調さを表していた。

ジョコビッチはここまでグランドスラム6大会連続で決勝進出を果たしている。オープン化以降これを越えるのは、グランドスラム最多優勝の17度を誇るR・フェデラー(スイス)だけ。そしてジョコビッチはその優勝記録にも挑戦することになるだろう。

フェデラーに次ぐのは、14度の優勝を持つR・ナダル(スペイン)P・サンプラス(アメリカ)の記録となっている。

現在、Bo・ベッカー(ドイツ)と共にジョコビッチのコーチをしているM・ヴァイダは「彼(ジョコビッチ)は確実に史上最高の選手の1人と言える。そこに到達している。誰が最高の選手かを語るのは難しい。しかしグランドスラムの結果を見れば、フェデラーやナダルには確実に近付いている。」とジョコビッチの好調さに手応えを感じていた。

今年のウィンブルドンでは、ナダルが手首の怪我で欠場を表明しており、34歳のフェデラーはこのところ年齢を感じさせるかのように、怪我が重なり全仏オープンを欠場。そのことでこれまで続いていたグランドスラム連続出場記録が65大会で途切れる結果となってしまった。同時にフェデラーは、2000年以来となる、ATPツアー優勝がなくウィンブルドンへ臨むことになる。

現時点ではジョコビッチの最大の対抗馬は世界ランク2位のA・マレー(英国)だと考えられている。マレーは今年の全豪オープンと全仏オープンの決勝戦でいずれもジョコビッチと対戦していた。マレーはこれまでグランドスラムで10度決勝進出を果たしているが、2度しか優勝を飾れていない。そしてそのいずれもジョコビッチを下しての優勝だった。

そんなマレーがより一層の対抗馬と言われるのは、かつてマレーのコーチをしていた元男子世界ランク1位のI・レンドル(アメリカ)が再びコーチの座に就いたからだ。

なぜなら、マレーはレンドルのコーチの下、2012年のロンドン・オリンピックで金メダルを獲得し、その年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾ると、翌年にはウィンブルドンで地元優勝を成し遂げていた。

しかしジョコビッチは、歴史的快挙達成への勢いに陰りはないと見られている。もちろんそれには、8月に開催されるリオ・オリンピックで初めての金メダル獲得も含まれる。

元女子世界ランク1位のS・グラフ(ドイツ)がテニス史上唯一1988年にゴールデン・スラムを達成している。そしてそれ以来となる年間グランドスラム達成へのプレッシャーと注目がどれほどのものかは、昨年のS・ウィリアムズ(アメリカ)の全米オープン準決勝敗退によって、世間は目の当たりにしていた。

セリーナは昨年のウィンブルドンでグランドスラム4大会連続優勝を飾ったが、それ以来グランドスラムの優勝から遠ざかっている。セリーナはこれまで21度の四大大会優勝を飾っており、グラフが持つオープン化以降最多優勝へあと1勝と迫っている。

18度のグランドスラム優勝を誇る元女子世界ランク1位のC・エバート(アメリカ)は「何かが彼女(セリーナ)の妨げになっている。それは精神的なものかも知れない。」と、今のセリーナについて分析していた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・ジョコ 練習で「アクシデント」
・ジョコ敗戦 全英に向け調整
・ジョコ抗議「続けたくない」
(2016年6月25日11時02分)

その他のニュース

5月5日

マドリッドOP 新王者誕生へ (22時41分)

内島萌夏 第1シード撃破しV (21時26分)

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

5月4日

内島萌夏 逆転勝ちで決勝進出 (14時54分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦 会場入り (12時14分)

ガスケ 第1シード撃破も4強ならず (11時03分)

苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (9時41分)

前代未聞 3試合で相手棄権し決勝へ (8時31分)

マスターズ5度目の決勝進出 (7時33分)

【動画】21歳となったアルカラスのスーパープレー集、ナダルやジョコビッチとの対戦も (0時00分)

【動画】頂上決戦!シフィオンテクvsサバレンカ 異次元の戦い (0時00分)

5月3日

清水悠太 7時間待機も雨天順延 (22時51分)

アルカラス 全仏OP前哨戦を欠場 (20時58分)

大坂なおみ 小雨の中クレーで調整 (20時00分)

負傷で今後に暗雲「MRIで確認を」 (19時04分)

世界21位 チャレンジャー初戦敗退 (17時30分)

「ビッグ3との対戦成績を聞くと...」 (16時26分)

連覇かリベンジか 決勝は頂上決戦に (15時18分)

マドリッド4強 誰が優勝でも初制覇に (14時09分)

相手棄権で4強も「苦しんでいるのを見るのは…」 (12時11分)

昨年女王が逆転勝ち 連覇に王手 (10時29分)

2年連続決勝へ 昨年のリベンジなるか (9時00分)

メド途中棄権 4強に上位4シード不在 (7時31分)

望月慎太郎 第3シードに善戦も敗退 (2時30分)

【1ポイント速報】西岡良仁&望月慎太郎 2回戦 (1時40分)

西岡良仁 激闘の末敗れ8強ならず (1時37分)

5月2日

約2年ぶりトップ3陥落の可能性 (19時26分)

17歳の快進撃止め昨年女王が4強 (18時33分)

クレー採用後で初の米国人4強 (17時31分)

憧れていては勝てない 一石投じる (12時27分)

逆転負けで大暴れ!ラケット破壊&握手拒否 (11時16分)

不調から復活、アルカラス撃破 (9時30分)

シナー棄権「痛みが増した」 (8時30分)

アルカラス敗退 3連覇ならず (7時44分)

【動画】大坂なおみ イタリア国際の会場で練習 (0時00分)

【動画】レヘチカ 苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!