男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)が第3シードのM・ラオニチに6-7 (5-7), 6-4, 6-3の逆転で勝利して2連覇達成と同時に、大会史上最多5度目の優勝を飾った。
>>AEGON選手権 対戦表<<これまでのAEGON選手権で4度優勝してるのは
J・マッケンロー(アメリカ)、
Bo・ベッカー(ドイツ)、
L・ヒューイット(オーストラリア)、
A・ロディック(アメリカ)だったが、2009・2011・2013・2015・2016年で優勝のマレーは4選手を上回る5度目のタイトル獲得を果たし、27日からのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)へ弾みをつけた。
ウィンブルドンでは2013年にフレッド・ペリー以来77年ぶりの地元優勝を飾っている。
今大会の決勝戦、マレーはラオニチに14本のサービスエースを決められるも、7度のブレークチャンスから4度のブレークに成功。自身はファーストサービスが入った時に83パーセントの高い確率でポイントを獲得し、2時間13分で勝利した。
今大会からは2014年まで2年間コーチとして共に戦っていた元世界ランク1位の
I・レンドル(アメリカ)と再びタッグを組んでいる。
一方、準優勝のラオニチは今大会でマッケンローをコーチとして招いていたが、優勝まであと一歩及ばなかった。
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