男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は7日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が世界ランク36位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)に6-4, 6-2のストレートで勝利して初戦突破を果たした。
この試合、トータルで12本ものサービスエースを叩き込んだデル=ポトロはファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ディミトロフに1度もブレークチャンスを与えなかった。試合時間は1時間9分。
今回の勝利により、デル=ポトロはディミトロフとの対戦成績を3戦全勝とした。
2回戦では、
J・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。ミルマンは、同日の試合で第8シードの
L・プイユ(フランス)を下しての勝ち上がり。
現在27歳のデル=ポトロは2009年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾り、翌年には世界ランク4位を記録。しかし、近年は度重なる怪我に悩まされ、昨年は2大会しか出場することが出来なかった。
その後、今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで11カ月ぶりのツアー復帰を果たし、満足出来る両手のバックハンドが打てない中でベスト4へ進出。4月のBMWオープンではドイツ勢を下して8強入りを果たした。
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