テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会12日目の2日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が世界ランク60位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)を5-7, 6-4, 6-1の逆転で下して2年連続のベスト4進出を果たし、2連覇に前進した。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、第11ゲームで40-0からブレークを許したセリーナは第1セットを落とすと、第2セットでもプチンセワの粘りのあるプレーに苦戦を強いられる。ここで女王の力を発揮したセリーナが何とかセットカウント1-1とし、ファイナルセットではプチンセワを圧倒した。
準決勝では第8シードの
T・バシンスキー(スイス)と世界ランク58位の
K・ベルテンス(オランダ)の勝者と対戦する。
今シーズン、セリーナは怪我などで大会欠場が続くも、5月のBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア5)で、昨年8月のシンシナティ以来約9カ月ぶりの優勝を果たした。
一方、金星にあと一歩及ばずも大健闘を見せたプチンセワは、グランドスラムで自身初のベスト8進出。過去は今年の全豪オープンの3回戦進出が最高成績だった。
またツアー大会でのタイトル獲得はなく、世界ランキングの自己最高位は今年の4月に記録した53位。
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