テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会11日目の1日、女子シングルス4回戦が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第18シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-1, 6-1のストレートで下し、2年連続のベスト8進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<悪天候により延期となっていたこの試合、第1セットでセリーナが強力なストロークやサービスで圧倒し、4ゲーム連取に成功するなどで主導権を握った。第2セットに入ってもセリーナの勢いは衰えず、1時間2分で勝利した。
準々決勝では、第12シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)と世界ランク60位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)の勝者と対戦する。
今シーズン、セリーナは怪我などで大会欠場が続くも、5月のBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア5)で、昨年8月のシンシナティ以来約9カ月ぶりの優勝を果たした。
昨年の全仏オープンは決勝で
L・サファロバ(チェコ共和国)を下して大会3度目の優勝を飾り、今大会は初の全仏連覇に挑んでいる。
一方、敗れたスイトリナは2年連続のベスト8進出とはならなかった。今大会3回戦では第14シードで2008年優勝者の
A・イバノビッチ(セルビア)を下してのベスト16進出だった。
今年の全豪オープン終了後から、元世界ランク1位の
J・エナン(ベルギー)をコーチに招き入れ、更なるレベルアップを図っている。また、1日はエナンの34歳の誕生日。スイトリナは指導者の誕生日を白星で飾ることが出来なかった。
セリーナとエナンはこれまで14度対戦し、セリーナから8勝6敗のライバル関係にあった。
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