テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会11日目の1日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が4回戦で第5シードの
錦織圭を破った第9シードの
R・ガスケ(フランス)に5-7, 7-6 (7-3), 6-0, 6-2の逆転で勝利し、3年連続のベスト4進出を決めた。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、第1セットを落としたマレーは、第2セットで先にブレークしてリードするもガスケにブレークバックを許し、タイブレークへ突入。
このタイブレークを制してセットカウント1-1とすると流れはマレーに傾き、アウェーの中で勝利を手にした。
両者は今回が11度目の顔合わせで、マレーは8勝3敗とした。
準決勝では昨年覇者で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは準々決勝で世界ランク55位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をストレートで破っての勝ち上がり。
マレーとワウリンカは今回が通算16度目の対戦で、過去はマレーから8勝7敗。
一方、敗れたガスケはフランス勢で最後の勝ち残りだったが、マレーに逆転を許してしまった。4回戦で錦織を破ったことで、全仏オープン初のベスト8進出だった。
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