テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会11日目の1日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク55位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-2, 6-1, 7-6 (9-7)のストレートで下し、2年連続のベスト4進出、2連覇まであと2勝とした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、ワウリンカは第1・第2セットをラモス=ヴィノラスにブレークを許さず、いずれも2ブレークに成功して2セット連取に成功。第3セットはタイブレークまでもつれるも、ストレート勝ちをおさめた。
準決勝では第2シードの
A・マレー(英国)と第9シードの
R・ガスケ(フランス)の勝者と対戦する。
ワウリンカは昨年の全仏オープン決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り、2014年の全豪オープンに続くグランドスラム2度目の優勝を飾った。同時に、ジョコビッチの生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を阻んだ。
今シーズンはここまでツアー3勝。前哨戦のジュネーヴ・オープンでは決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を下して優勝。弾みをつけて全仏オープンへ挑んでいる。
一方、敗れたラモス=ヴィノラスは今大会1回戦H・ゼバリョス、2回戦
M・トランジェリティ(アルゼンチン)、3回戦で第23シードの
J・ソック(アメリカ)、4回戦で第8シードのM・ラオニチを下してグランドスラム初のベスト8進出を果たした。
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