女子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア5)は13日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク45位の
土居美咲(日本)が同35位の
I・C・ベグ(ルーマニア)に2-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、WTAプレミアで自身初、大会初のベスト4進出とはならなかった。
初の対戦となったこの試合、第1セットの第1ゲームからベグにブレークを許した土居は、主導権を握られてこのセットを落とす。第2セットでは両者1度のブレークからタイブレークに突入。健闘するも勢いに乗れないままベグにポイント連取を許し、1時間46分で敗れた。
今大会、土居は1回戦で
A・コルネ(フランス)、2回戦で昨年の全仏オープンで準優勝を飾った第10シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)、3回戦では今年の全豪オープンで4強入りした世界ランク23位の
J・コンタ(英国)を下して大会初の準々決勝進出を果たしていた。
今シーズン、土居は2月の台湾オープンで準優勝、3月のサンアントニオ・オープンでは優勝を飾った。
前週のムチュア・マドリッド・オープンでは優勝の
S・ハレプ(ルーマニア)に敗れて初戦敗退。昨年のBNLイタリア国際では、予選を突破するも1回戦で敗れていた。
一方、勝利したベグは準々決勝で、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)か第9シードの
S・クズネツォワ(ロシア)の勝者と対戦する。
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