女子テニスツアーの下部大会であるカンガルーカップ国際女子オープンテニス2016(岐阜/長良川テニスプラザ、ハード、ITFサーキット)は6日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク281位の
青山修子が同202位の
穂積絵莉との日本人対決を7-6 (7-5), 1-6, 7-6 (8-6)の2時間30分に及ぶ激闘を制し、ベスト4進出を決めた。
この試合、第1セットをタイブレークの末に取った青山だったが、第2セットでは1度もブレークチャンスを掴めずに落としてセットカウント1-1に。ファイナルセットは両者3度のブレークから再びタイブレークへ突入し、両者一歩も譲らない接戦となるが、最後は青山がポイントを連取して2時間30分の熱戦に終止符を打った。
両者は今回が4度目の顔合わせで、青山は穂積との対戦成績を2勝2敗とした。
勝利した青山は準々決勝で、第1シードで世界ランク79位の
ワン・チャン(中国)と対戦する。チャンは、
日比万葉をストレートで下しての勝ち上がり。
また、同日行われた準々決勝では
桑田寛子、Z・リン(中国)が勝ち上がり、ベスト4が出揃った。
昨年の同大会はS・ゼンが優勝、
大坂なおみが準優勝を飾っている。
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