男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、予選を勝ち抜いた世界ランク58位の
L・プイユ(フランス)は同37位の
S・クエリー(アメリカ)に7-6 (7-5), 3-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト16進出を逃した。
>>マドリッド・オープン対戦表<<この試合、タイブレーク末に第1セットを先取したプイユだったが、第2セット以降はクエリーからブレークチャンスを掴むことが出来ず、1時間49分で敗れた。
現在22歳のプイユは4月のBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーで
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れるも、ツアー初の決勝進出。大会終了後の世界ランキングでは自己最高の56位を記録した。
一方、勝利したクエリーは3回戦で、マドリッド・オープンで4度の優勝を誇る第5シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。両者は過去に3度対戦し、クエリーの3連敗。しかし、いずれの試合もセットを奪うなどナダルを苦しめている。
今シーズン、元世界ランク17位のクエリーは2月のデルレイ・ビーチ・オープンで約3年7カ月ぶりのタイトルを獲得。その後、アビエルト・メキシコ・テルセルで
錦織圭(日本)を破る活躍を見せるなど、かつての輝きを取り戻しつつある。
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