男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が伸び盛りの若手である
B・チョリッチ(クロアチア)を6-2, 6-4のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
>>マドリッド・オープン対戦表<<3年ぶりにマドリッド・オープンへ出場したジョコビッチは4本のダブルフォルトを犯すも、持ち前のリターン力で試合の主導権を握り、1時間18分で19歳のチョリッチを退けた。
「練習では良いサービスが打てていた。第1セットではまずまずだったが、第2セットでは酷いものだった。」と自身のサービスにも不満を募らせたジョコビッチは、2011年の決勝戦で
R・ナダル(スペイン)を下して同大会唯一の優勝を飾っていた。
「ファーストサービスのパーセンテージはもっと高く出来たかもしれないし、今後の試合では高くしなければならない。そんな状況ながら、今日の試合には満足している。」とジョコビッチは、サービス以外は合格点をあげられるテニスを披露していた。
ジョコビッチは準々決勝進出をかけ、3回戦で第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
バウティスタ=アグについて「とてもフラットにボールを打つ選手で、スペイン人選手特有の回転が多くスピンの効いたプレースタイルではない。」とジョコビッチは印象を語っていた。
(STATS - AP)
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