男子テニスツアーのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP250)は1日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)が第3シードの
D・ティエム(オーストリア)を7-6 (9-7), 4-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下し、同大会3度目の優勝を飾ると同時に、キャリア通算7度目のタイトルを獲得した。
この試合、第1セットをタイブレークの末に先取したコールシュライバーは第2セットを落とすも、ファイナルセットでは粘るティエムを振り切り、2時間31分で勝利した。
現在32歳のコールシュライバーは昨年7月のゼネラル・オープン以来、約10カ月ぶり7度目の優勝。キャリア初の優勝を飾ったのも、このミュンヘンの地だった。
昨年の同大会では
A・マレー(英国)に敗れ、準優勝となっていたコールシュライバーは今回の優勝で100ポイント加算され、2日発表の世界ランキングで2つ順位を上げて25位へ浮上した。
一方、今シーズン3度目の優勝を逃すも、準優勝を飾ったティエムは2日発表の世界ランキングで14位に浮上。ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では1回戦で元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
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