女子テニスツアーのプラハ・オープン(チェコ共和国/プラハ、クレー、WTAインターナショナル)は30日、シングルス決勝が行われ、第2シードで世界ランク16位の
L・サファロバ(チェコ共和国)が第4シードの
S・ストーサー(オーストラリア)を3-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、今季初優勝を果たした。
この試合、第1セットの先取を許したサファロバは、第2セット以降はファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得してブレークを許さず、自身は3度のブレークに成功し、1時間58分で栄冠を掴んだ。
しかし、今シーズンは出場した4大会全てで初戦敗退を喫するなど、不調だったが、今大会1回戦で
M・デュケ=マリーノ(コロンビア)を下して初勝利を果たすと、勢いに乗りキャリア通算では7度目のタイトル獲得となった。
現在29歳のサファロバは、昨年の全仏オープンで
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも、グランドスラム初の決勝進出を果たし、同年の9月には世界ランキングで自己最高の5位を記録している。
サファロバは30日開幕のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTAプレミアマンダトリー)に第11シードで出場。1回戦で世界ランク36位の
C・バンデウェイ(アメリカ)と対戦する。
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