男子テニスツアーのエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、クレー、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、第2シードで世界ランク20位の
N・キリオス(オーストラリア)は元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)に3-6, 5-7のストレートで敗れ、ツアー3度目の決勝進出とはならなかった。
この試合、キリオスは2度のブレークに成功するも、それを上回る4度のブレークをアルマグロに許し、1時間13分で敗れた。
大会期間中に21歳の誕生日を迎えたキリオスは、27日に会場でボールガールからケーキをプレゼントされる嬉しいサプライズを受けていた。今大会は2回戦で
I・セルバンテス(スペイン)、準々決勝で
B・チョリッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がりだった。
一方、勝利したアルマグロは2月のアルゼンチン・オープン以来、今シーズン2度目の決勝進出を果たした。世界ランキングでは過去に9位まで上り詰め、キャリア通算12度優勝の実績を誇るアルマグロは2012年以降 約4年間タイトル獲得から遠ざかっている。
決勝では、準決勝で第8シードで世界ランク50位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
カレノ=ブスタは今大会、準々決勝で第1シードの
G・シモン(フランス)、準決勝で第3シードの
B・ペール(フランス)を破っての勝ち上がり。
■関連ニュース■
・キリオス 誕生日にサプライズ・スタン激怒 キリオスは罰金・キリオス 客席に中指立てる