女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTAプレミア)は30日、シングルス予選2回戦で、世界ランク92位の
大坂なおみ(日本)が予選第16シードで同90位の
A・リスケ(アメリカ)と対戦し、5-7, 2-3とリスケにリードを許した場面で大坂が途中棄権を申し入れ、本戦出場とはならなかった。
この試合、先にブレークに成功した大坂だったが、リスケに挽回を許し第1セットを落とすと、第2セットの第5ゲームが終了した時点で大坂が途中棄権を申し入れた。
現在18歳の大坂は、今年の全豪オープンで予選から本戦3回戦まで勝ち進む快進撃をみせ、3月のマイアミ・オープン2回戦では元世界ランク5位の
S・エラーニ(イタリア)をストレートで破る活躍を見せていた。
今大会には日本勢から、
土居美咲(日本)が本戦へストレートインしており、1回戦で第6シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。
主なシード勢は第1シードに
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第2シードに
A・ケルバー(ドイツ)、第3シードに
G・ムグルサ(スペイン)、第4シードに
V・アザレンカ(ベラルーシ)、第5シードに
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第6シードにハレプ、第7シードに
R・ビンチ(イタリア)、第8シードに
C・スアレス・ナバロ(スペイン)。
また、出場予定だった世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は欠場を表明している。
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