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GS覇者、性的暴行で殿堂除名

アメリカのロードアイランド州ニューポートに設立された国際テニス殿堂は、元グランドスラム・ダブルス・チャンピオンであるＢ・ヒューイットを除名するというかつて例のない決断が下されたことを明らかにした。

これはヒューイットが昨年、南アフリカでレイプと性的暴行の罪で有罪判決が下されたことを受けての処分となった。

国際テニス殿堂はこのことを６日に発表。１９９２年に国際テニス殿堂入りを果たしていたヒューイットだったが、初めて除名処分が下される選手となった。

ヒューイットの写真やこれまでの功績を称えた資料などは、２０１２年にヒューイットの殿堂入りが保留と判断されてた時に、国際テニス殿堂から撤去されていた。

２０１５年３月、１９８０年代から１９９０年代にかけて行われた犯罪に対して、南アフリカの裁判所は有罪とする決断を下していた。その犯罪の被害者のうち３人は未成年者だった。

１９６０年代から１９７０年代に現役として活躍したヒューイットは、グランドスラム全てで男子ダブルス・ミックスダブルスの優勝を飾っている。

(STATS - AP)