男子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は大会3日目の6日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク823位で39歳の
鈴木貴男が予選勝者の
大西賢に3-6, 6-4, 6-3の逆転で勝利し、2回戦進出を決めた。
この試合、鈴木は1度もブレーク出来ずに第1セットを落とすも、第2セットではファーストサービスを80パーセントの確率で入れて試合を流れを掴み、2度のブレークに成功してセットカウント1-1とする。勢いに乗った鈴木はファイナルセットでも大西のサービスゲームを2度ブレークし、2時間19分で勝利した。
2回戦では、第1シードの
仁木拓人と対戦する。
現在39歳の鈴木は世界ランキングで1998年に記録した102位が自己最高で、全日本テニス選手権を3度制しているベテラン選手。
2005年の全豪オープンでは
R・フェデラー(スイス)にストレートで敗れるも、華麗なネットプレーで観客を魅了した。さらに2006年のAIGジャパン・オープンでもフェデラーと対戦してファイナルセットのフルセットの末に敗れたが、当時世界1位のフェデラーを追い込んだ。
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