男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-3, 6-3のストレートで下して3年連続のベスト4進出。マスターズ最多優勝記録まであと2勝とした。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、ジョコビッチは2度のブレークに成功し第1セットを先取。
しかし、第2セットから腰を気にする仕草を見せ始め、第5ゲーム終了時にメディカル・タイムアウトを要求して、腰を治療する場面があった。
その後、腰を気にしながらも主導権は離さず、1時間39分で勝利した。
準決勝では、第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは、同日の準々決勝で第18シードの
G・シモン(フランス)を逆転で下しての勝ち上がり。
ジョコビッチは今回の勝利で、対ベルディヒ戦を23勝2敗とした。
前週のBNPパリバ・オープン決勝では
M・ラオニチ(カナダ)を下し、マスターズ歴代最多優勝を誇る
R・ナダル(スペイン)に並ぶ通算27勝目をあげた。今大会で優勝すると、28度目のタイトル獲得で最多記録更新、更に大会3連覇と6度目のタイトル獲得となる。
今大会は第3シードの
R・フェデラー(スイス)が胃のウイルス性疾患にかかり棄権。第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードのナダルは初戦敗退の波乱に見舞われた。更に、第2シードの
A・マレー(英国)も3回戦で敗れたため、トップ5シードの内4選手が早期で姿を消した。
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