男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は29日、シングルス4回戦が行われ、マスターズ初優勝を狙う第6シードの
錦織圭が第17シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 6-4のストレートで下し、3年連続の8強入りを決めた。試合終了後のオンコートインタビューで錦織は試合を振り返り、また第16シードの
G・モンフィス(フランス)との準々決勝へ意気込みを語った。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、今大会初のナイトゲームとなった錦織は序盤から果敢に攻めこみ、ラリー戦で主導権を握って4度のブレークに成功。ベスト8最後の一枠をかけた戦いに勝利した。
試合後、GAORAの中継で「今日はすごく内容は良かったと思います。先日の試合より中に入ってボールが打てた。第2セット目では彼(バウティスタ=アグ)もいいプレーをしだしたので、ラリーも長くなりましたけど、全体的にすごく攻めれて、主導権を握れてたので、いいテニスが出来たと思います。」と錦織。
ナイトマッチでの試合については「夜の方がボールがクリアに見えて打てるので、ボールの感覚はすごく良かったですし、こうやって夜遅くまでやるのは大変ですけど、内容は良かったので次につながる試合でよかったです。」と振り返った。
また「ちょっと今日の試合も見てましたけど、すごく粘り強いというかミスをほとんどしない選手。その分あんまり攻めてこないので、攻守のバランスをしっかりやって、攻めないと勝てない相手だと思う。しっかり準備して明後日頑張りたいと思います。」とモンフィス戦への意気込みを述べた。
過去のマイアミ・オープンは2014年のベスト4が最高成績で、その時はフェデラーらを破って勝ち進むも、準決勝の試合前に棄権。マスターズ大会では2014年のムチュア・マドリッド・オープンの準優勝が最高成績となっている。
今大会は第3シードの
R・フェデラー(スイス)がウイルス性疾患のため棄権。第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードのナダルは2回戦敗退。さらに、第2シードの
A・マレー(英国)が3回戦敗退などの波乱が相次ぎ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に次ぐシード選手は第6シードの錦織となっている。
また、錦織の準々決勝とその他注目カードはCSチャンネルGAORA SPORTSにて生中継することが決まっている。
>>番組ホームページ公式サイトはこちら<<(コメントはGAORAから抜粋)
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