男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は29日、シングルス4回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第14シードの
D・ティエム(オーストリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、ジョコビッチはティエムの猛攻を受けて14度ブレークのピンチを迎えるも、そのうち13度をしのぐ勝負強さを見せ、自身は3度のブレークに成功。1時間49分で準々決勝へ駒を進めた。
準々決勝では第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と第10シードの
R・ガスケ(フランス)の勝者と対戦する。
ジョコビッチは前週のBNPパリバ・オープン決勝で
M・ラオニチ(カナダ)を下し、
R・ナダル(スペイン)に並ぶマスターズ歴代最多の通算27度目の優勝を果たした。今大会で優勝すると、28度目のタイトル獲得となり、最多記録を更新する。
今大会は第3シードの
R・フェデラー(スイス)がウイルス性疾患のため棄権。第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードのナダルは2回戦敗退。さらに、第2シードの
A・マレー(英国)が3回戦敗退などの波乱が相次ぎ、ジョコビッチに次ぐシード選手は第6シードの
錦織圭(日本)となっている。
錦織は同日の4回戦で第17シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
一方、敗れたティエムは2年連続のベスト8進出とはならなかった。今シーズンはアルゼンチン・オープンとアビエルト・メキシコ・テルセルの2大会でタイトルを獲得している。
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